前回の続きになります。
→「スぺ高レディーとの素敵な出会い(前編)」
アポ当日
アポ3時間前に以前ゾーンで会ったはり君と合流する。
アポまでの時間ストって、リラックスさせる。
アポの時間も迫り、スレ子から着いたとの連絡が。
ソン「そろそろ行くわ。はり君、今日はありがとう!」
はり君「はい!」
一旦トイレに入ってセットし直し、心を落ち着かせる。
マインドを過去最高に高める。
集合場所へ。
ラインで電話をする。
ソン「着いたでー!」
スレ子「あっ、わかった!そこいててな!」
と待っていると目の前に、前回あった時よりもオシャレしてきてくれてるスレ子が!
電話でニットとスキニージーンズ着てきてってお願いしたら、ホンマに着て来てくれたwwwww
しかも、髪の毛も巻いてむっちゃ洒落とるし、もうキュン死にしそうwwwww
ソン「やるやんwwwww」
スレ子「だってソン君が着てこいって、めっちゃお願いしてくるからさwww」
ソン「とりあえず海鮮好き言うてたし、海鮮のうまいとこ行こ!」
スレ子「うん!」
美人を連れてる自分に酔いながら、お店へ。
席に着く。
ソン「なんか久しぶりに会った感じせんなー」
スレ子「だって電話もラインもめっちゃしてたしな!ホンマ、ソン君のラインあほすぎるし、なんでそんな馬鹿なの?www」
ソン「うるせえwwwwwいじるのはブサイクなのだけにしてくれww」
スレ子「wwwwwwwでも、おもしろくて、毎日ラインくんの楽しみにしとったわー!」
いい感じのスタート。
しかし、ここから会話をするもなぜか違和感を感じた。
前回会ったときや、電話のときのようにうまく話が盛り上がらない。
正確にいうと盛り上がりが続かない。
普段なら話せば話すほど、相手のテンションは高くなり、楽しくなってくれる。
なのにスレ子との会話はめちゃくちゃ盛り上がったと思ったら、次の瞬間には急激に盛り下がる。
なんでこんなにうまくいかないんだ?
ソン「あれっ、俺今日緊張しとんのかなあwwwそりゃ、こんな美人目の前にしたら冷静でおられんくなるわ!ちょい顔洗って、イケメンにチェンジしてくるから待っとって!」
なんて言いながら、トイレに逃げる。
顔を洗い、両手で強くほっぺをたたく。
ソン「しっかりせい!」
トイレを出て、携帯をいじっているスレ子のもとに戻る。
ソン「なーに、エロサイト見ながら待っとんねんwwwど変態気質やめてくれwwww」
スレ子「ちゃうわwwww」
よっし!いつものソンの土俵に戻せた。
と思いきや、またさっきと同じ違和感が始まる。
意味がわからない。
とりあえず、店を出て、仕切り直す作戦にした!
ソン「よし、2件目行こ!ピザをお互いの口に入れあうカップルごっこするで!」
スレ子「もちろん!いいよ!」
もちろん???
なのに、なんなんだよ、この謎すぎる状況は。
2件目
お互いいっぱいずつドリンクを頼む。
1件目同様に会話を続ける。
30分後。
やはり同じような結果になった。
違和感が続く。
何が何だかわからない。
とここでスレ子。
スレ子「ソン君、今日私と話してて普段の自分じゃないなって何回も思ったやろ?」
ソン「せやなー。なんか緊張しとんのかなあ。」
スレ子「いや、緊張はしてないんちゃう?電話の時みたいにリラックスしてて面白い時あるし。」
ソン「でも、なんかちゃうねん。」
スレ子「そなんや。なんでかわかる?」
ソン「それがわかったら苦労してないわwww」
スレ子「そやなww実はな、ソン君、私と何回か深めの話したやん?」
ソン「そうやなあ。なんかそれも難しいというか、哲学的なやつ。会話してて、なんでこんな会話しとんのかなって思ったわw」
スレ子「わざと私が哲学的な話にもっていってたの気づいた?」
哲学的!?
振り返ってみると、めっちゃ頭使う会話をした気がする。
それもソンという人間性そのものを試してくるような内容のものを。
あまりに自然すぎて全く気付いてなかった。
スレ子「実はな、こういうとあれかもしれんけど、ソン君を試しててん。」
ソン「試す?」
スレ子「だってソン君、電話の時もそやけど、めっちゃおもろいやん。話してて楽しいし、そういう会話をさせたら、ソン君、めっちゃ饒舌になるやろ?そのペースに任せたら、ソン君に今日、私抱かれるんやろなあって思った。でもそれで抱かれても、違うなって。もっとソン君のことを知らんとなって。だからあえて、哲学的な話題をふって、ソン君がどんな対応するかずっと見とってん。」
ソン「どゆことや?」
スレ子「正直言って、私すごいモテるねん。ソン君もわかるやろ?いろんな、それも一流の男の人にアプローチされてるし、いろんな男の人を知ってる。その中でもホンマにええなって思った人としか付き合わないし、抱かれたりしない。」
ソン「うん」
スレ子「ソン君、哲学的な話題ふったとき、なんかすごい、深い話しようとしたんちゃう?」
たしかに、その通りだ。目の前にいるスレ子に対して、ソンは若いけれど、すごく深い人間であることをアピールしようとした。必死にストーリーをつくって、スレ子を尊敬させようとしていた。PUAは常に例外でなければならない。ナンパをはじめてからずっと、この言葉が頭の中にあった。
スレ子「でも、それってすごい身の丈にあってないって思った。かっこつけてる。モテない人には、それがすごく刺さるんかもしれない。でも、私はいろんな人を知ってんねん。経営者とかの一流を。一流の人間からしたら、それがすごく滑稽に見えてしまうで。」
ソン「・・・・・・・・・・・」
スレ子「あと、仕草も。なんか一流の人間でもないのに、凄腕の経営者みたいな振る舞い方をしようとしてる。すごい上っ面。」
ソン「・・・・・・・・・・・」
何も言い返せない。ごもっともだ。
スレ子「なんで今日私がきたかわかる?」
ソン「え、なに?」
スレ子「好きな人に振られたのは知ってるやろ?私振られてからずっと落ちこんどってん。それも仕事に支障が出るレベルで。ほんまにつらかってん。そんなときに、たまたま梅田を歩いてる時に声をかけてきたのがソン君。その時はもー、なんでこの人、こんなにバカで、面白くて、無邪気な人なんやろなあって。あと、いい人そうやし。だから、普段はナンパとか絶対ついていかんけど、ええかなって。」
ソン「うん。」
スレ子「そのあとも、カフェでも笑わしてくれるし、電話でもラインでも笑わしてくれるし。ずっと、振られた人のことで頭がいっぱいやったけど、ソン君と連絡とってる時は、一瞬でもそれを忘れられてん。だから、今日もう一回会って、ホンマに魅力的やなっておもったら、付き合おうかなって。」
ソン「うん。」
スレ子「ソン君の魅力は、人間的に深くて尊敬できるところじゃない。そこじゃない。そんなんまだ23歳の大学生やねんから絶対無理よ。そこじゃなくて、無邪気で面白くて、それでいてほんと素直で、心の底から真面目で、根っからいい人って思えるところ。かっこつける必要なんてない。ありのままのソン君が一番魅力的やねん。」
ソン「うん。」
スレ子「だから答えられんかったら、答えられんくてもいいねん。無理せんでええねん。もっと自分の弱点とか、恥ずかしいことも素直に吐き出したらいいねん。ソン君の魅力はバカで、面白くて、素直で、真面目で、根っからのいい人ってところなんやから。等身大でええねん。今日会って、ソン君にはまだいらないプライドがあるなって思った。だから、もし私のことを、好きでい続けてくれたら、また口説きに来て!数年後のソン君はきっとすごい人になってるから!」
等身大。
人は誰だって、無理をして自分を大きく見せようとする。
時には身の丈にあっていない自分を演出しようとする。
でも、それはとても上っ面だ。
2流はだませても、1流はだませない。
むしろ1流には滑稽に映ってしまう。
人は美しいものに惹かれるのではない。
かっこよくて、素敵で、強い部分に惹かれる一方で、泥臭くて、恥ずかしくて、弱い部分にも心惹かれる。
等身大の姿に魅了されるのではないか。
自然体の追求。
某凄腕が口にする言葉。
モテの究極系は「自然体」なのではないか。
アポは完敗だった。
だが、このアポでソンは一歩、モテに近づけた気がする。
スレ子、本当にありがとう。
また会いに行きます。
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今でこそナンパを通じて、
・モデル、ダンサー、CAなどハイレベルな女の子に追われる
・コミュ力爆上がりして、対人関係に困らなくなる
・男としての自信がつき、会社やめて起業する
みたいなことを実現したわけですが。
したわけですが!
別に、特別な才能があったわけではありません。
だってナンパをスタートする前は『童貞中の童貞』でしたからw
もう”プーン”と、童貞特有の、香ばしい匂いが全身から出ていたかと思いますw
彼女もいたことない、恋愛経験0の童貞からのスタートです。
だからこそ、あなたに言いたい。
「努力したら、人は変われる」
使い古された言葉かもしれませんが、やっぱりこれです。
今、あなたがどんなステージにいても。
大丈夫。
努力したら、マジで変われます。
理想の未来を、あなた自身の力で引き寄せませんか?
ちょっと怪しい占い師みたいなセリフになってしまいましたがw
「俺も変わりたい!」と思ったら、ぜひ下記ナンパ特別講座へご参加ください!