コミュニケーションの基礎
インデックス(目次)
0:23 基礎=最重要、基礎≠簡単
2:10 提供する話題は「身近な話題であること」
3:36 身近な話題を提供する時の着眼点①「2人の身近にあるもの」
4:17 身近な話題を提供する時の着眼点②「相手の興味関心のあること」
7:24 質問への返し方は「キーワードを並べること」
10:10 ノンバーバルについては相手にあわせていくべき
12:24 フィルターをはずすことは女性の正しい理解につながる
13:41 フィルターをはずす方法①「相手の立ち場になる」
14:05 フィルターをはずす方法②「自分を出しすぎない」
14:34 フィルターをはずす方法③「わからないことは素直に質問する」
15:26 尋問はNG
今回の動画いかがでしたでしょう?
基礎=最重要な内容であり、簡単というわけではありません。
コミュニケーションの全ての土台となります。
今回の動画では、4つの基礎についてお伝えしました。
基礎1.身近な話題であること
女性に対して提供する話題は「身近な話題であること」。
それは、身近であると相手にとって会話が想像しやすいからです。
渋谷にいるギャルに対して、海外政治の話をするよりも、コスメやブランドの話をしたほうが盛り上がります。
では、身近な話題を提供する時の着眼点は次の2つです。
着眼点① 2人の身近にあるもの
目の前にある風景、場所、空間、建物、イベントなどです。
何か共通のイベントに参加していたら、そのことについて話題をふりましょう。
例えば、女性と街を歩いていてクリスマスツリーが置かれていたらクリスマスの話題を振る、同じセミナーに参加していたら、そのことを話題として出すなどです。
着眼点② 相手の興味関心のあるもの
大前提ですが、人によって興味関心のあるテーマは違います。
そして女性にとって興味・関心のあるテーマであれば、話がしやすくなります。
例えば、大学生3年生であれば就職活動やインターンシップ、企業の社長であれば、経営に興味関心があるでしょう。
逆に一般的なOLさんに経営論について話すよりも、旅行やファションの話をするほうが話しやすいテーマとなります。
そのため、対女性であれば、一般的な女性が興味関心のあるテーマについての話題を提供していくと盛り上がりやすいです。
旅行、買い物、ファッション、コスメ、美容、グルメといったテーマはどの女性も好きなテーマです。
あなたにも知識があれば、女性と会話が盛り上がりやすくなります。
常日頃から、経験や知識をためていきましょう!
基礎2.質問への返し方
質問への返し方のポイントは「キーワードをポンポンと並べること」。
キーワードを並べることは、
・自分の人間性を凝縮してアピールできる
・相手が話しやすい話題を選択できる
というメリットがあります。
例えば、女性から「休みの時はどうやって過ごしていますか?」と聞かれた場合。
私はこんな回答をします。
「うーん、ジム行って筋トレしたり、友達と銀座の周辺で買い物したり、カフェで一人ブレインストーミングしたり。あと、最近はいけてないけど弾丸で海外旅行いったり、南アフリカ行ってバンジージャンプとかしてきたわー」
キーワードとして、
「ジム、筋トレ、銀座、買い物、カフェ、一人ブレインストーミング、海外旅行、南アフリカ、バンジージャンプ」
が該当します。
実はこの回答でもう1つ意識したことがございます。
それは「女性の興味を引くこと」です
興味を引くことによって、女性が会話に積極的になります。
女性の興味を引くためのポイントとして以下3つを意識するといいです。
1.興味をひくフレーズ(ワード)をいれる
2.変わった経験を伝える
3.女性受けのいい内容にする
さきほどの回答でいうと、
1.興味をひくフレーズ(ワード)をいれる
一人ブレインストーミング
2.変わった経験を伝える
南アフリカ
バンジージャンプ
3.女性受けのいい内容にする
ジム
銀座
買い物
カフェ
海外旅行
となります!
この話題を伝えたときに、例えば女性がバンジージャンプに食いついてきてきたら、
「じゃあ、●●ちゃんはバンジージャンプみたいな変わった経験は、何した?」
と聞けば、彼女の変わったライフスタイルが知れるでしょう!
銀座で買い物というワードに食いついてきたら
「銀座だといっぱいブランドあるけど、●●ちゃんは何のブランドが好きなの?」
とブランドの話にトーク展開することもできます。
基礎3.ノンバーバル
声のトーン、スピードなどの「ノンバーバルを相手にあわせる」とうことです。
これはNLP(臨床心理学)でいうところの、ペーシングという技法に該当します。
ペーシングとは、相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせることです。
なぜ合わせる必要があるのかというと、相手とのラポール(信頼関係)の構築につながるからです。
こんな状況を想像してください。
真剣な事を考えているときに、さんまさんのような明るいテンションで話されたらどう思いますか?
うわ、なんか全然空気読めてないやんと感じますよね。
逆に、周囲の人が楽しんでバカ騒ぎしているときに、一人だけ真剣な顔で話していたら、場違い感が強いですよね。
つまり、目の前の相手にノンバーバルをあわせるということは、その場で相手との距離を縮めることになります。
「それだと、相手のムードに永遠に引きずられてしまうんじゃないですか?」
という声が聞こえてきそうですね。
その対応としては、最初は相手のペースに合わせた後に、あなたがコントロールしていってください。
テンションの高い話をするときは徐々にスピードをあげたり、逆に真面目な話をするときは、徐々に低いスピードにコントロールしていくことです。
そうすれば、自然と会話のテンションをあなたがコントロールできます。
相手にとっても自分にとっても、とても居心地にいい空間がつくれることになります!
基礎4.フィルターをはずす
フィルターをはずすとは「自分の経験や世間の価値観を通さずに一人の人間として向き合う」ということです。
なぜこれが重要かというと、相手の事を正しく理解することにつながるからです。
自分の過去の経験や女性の職業、年齢などによって
「女性は●●なタイプだ」と決めつけてしまうこともあるでしょう。
たしかにこれではまることはあります。
ですが、大前提として我々人間はその人ごとに感情と生き方が違います。
属性でカテゴリー分けするだけでは、相手を誤った方向に理解することにもなります。
そのため正しく理解するために次の3つを心掛けてください。
①相手の立場になる
「この発言の意図は何だろうか」
「この発言の裏でどういう感情を抱いているのか」
「何という言葉を求めているのか」
について、相手の立場になって考えることです。
つい自分たちの視点から相手のことを判断してしまいます。
ですが、相手には相手のなりの考えや背景があります。
その点を想像するということをするだけで、相手への理解が深まります。
②自分を出しすぎない
これは①とも重複するのですが、自分の過去の経験などをもとに安易に判断をしないということです。
相手のおかれた状況から、どういったことができるのかを徹底的に想像することです。
これには正解はありません。間違っている可能性もあります。
想像力を働かせる癖をつけましょう!
女性の置かれた状況を想像していくと相手の事をより理解できるようになります。
③わからないことは素直に質問する
これが、実は一番重要になります。
素直にわからないことは女性に質問してください。
女性の事を知ったかぶりする男性は、気持ち悪いとしか思われません。
女性は人間です。
人によって背景も生き方も違います。
だからこそ、わからないことは素直に質問して大丈夫です。
自分の事を積極的に理解しようとしてくれる人を拒絶したりはしません。
ですが、注意点が1つあります。
それは「尋問は厳禁」です。
女性会話は就活や仕事ではありません。
就活の面接官のようにひたすら掘り下げられたら、女性も会話をするのが苦しくしんどくなってきます。
女性会話は楽しく、ユーモアあふれるものであることが大事です。
ユーモアとウィットに富んだ会話をしていくために、執拗に掘り下げる行為は控えましょう。